ねむるだけ

主に読んだ本について。ほぼ全記事ネタバレを含みます。

陽気なギャングの日常と襲撃②

感想

陽気なギャングシリーズ二作目。

やはり登場人物のキャラクターが素晴らしい。

四人でいるときにバランスがいいのかと思っていたが、それぞれで別の人と行動していても面白いのはやはりとびぬけた個性があるからだろう。

個人的におすすめの章は、やはり響野。どこであっても彼の適当な発言と行動はクスッと笑えて、かっこいい。

一作目『地球を回す』に比べて『日常と襲撃』は、日常のターンのテーマが身近なものなので、四人に親近感も持てる。

基本的には『地球を回す』から読むのがおすすめだけれど、『日常と襲撃』だけで読んでも面白いと思う。

興味のある方はぜひ。