伊坂幸太郎『重力ピエロ』新潮文庫(平成十八年)
あらすじ
兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、家事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。
(単行本 裏表紙より)
伊坂幸太郎の初期の作品。映画化し、それが話題になった。
タイトルの印象が強い人も多いであろう。
感想は次回で。